おととい2/27に、6名のお客様とともに筑波山を歩きました。yamanoha自然プログラムでは久しぶりの低山ハイク。2月とは思えないほどの暖かい陽光の中、春の兆しをたくさん見つけた山歩きとなりました。
登山道をゆっくり歩いていると、木々の隙間から差し込む陽ざしや土の匂いを感じ、呼吸が次第に深くなっていきます。ふいに吹き抜ける風が頬を撫でる気持ちよさ、冬を越えた鳥たちのさえずりの愛らしさ、たくさんの瞬間から、この山に春が来ていることを知りました。

体験がもたらす知識の質
情報として知ったことと、自分で体験して知ったことには大きな違いがあります。例えば、今回のツアーに際して、改めて筑波山の歴史やルートを勉強しました。本や映像で知識を増やすことは、ワクワクを高める楽しい営みです。でも、わたしが今回、筑波山について本当に知ったことは「2025年2月27日の筑波山には春があった」ということ。とても個人的な知識ですが、誰かに確認や証明をする必要のない、今の私が本当に知っていることです。
体験を通じて生まれた知識は、覚えていようとしなくても不思議と忘れないもの。本当になにかを知るということは、感覚がひらかれた状態でその対象に触れた時に起きる体験なのかもしれません。
yamanohaの自然プログラムは、「自然の中で感覚をひらくこと」を楽しみのひとつとしています。
感覚をひらく?どうやって?と思われた方、そこはご心配なく。
自然に足を踏み入れると五感に飛び込んでくる光や音、香りや感触が、勝手に人間の感覚をひらいてくれます。
自分だけの体験から自分でたどり着いた知識は、その実、真理と表裏一体だったりするのも面白いところ。
あなただけの知識につながる体験を、yamanoha自然プログラムでご一緒しましょう。